【職務経歴書】キャリアの棚卸しと未来への準備

明けましておめでとうございます。皆様、お正月はいかがお過ごしでしょうか?

私は毎年、お正月休みに、自身の職務経歴書の更新を行っています。

2005年に外資系に転職した際、私のTOEICの点数は380点で、英単語も知らず英会話も全くできない状態でした。

外資系企業でマーケティングの経験を積みたいという理由が一番の転職の動機でしたが、自分自身の英語力がこの程度だったため、なかなか苦労したことをよく覚えています。

さて、勤めていると多少の会話等はできるようにはなりましたが、やはりそこは外資系企業、いつ何時、会社から解雇されるか分からないと考え、今年自分が行った仕事についてお正月休みに職務経歴書の更新を行っていました。退職した今でもそれを続けています。

職務経歴書は、自分の職務をプレゼンテーションするための文書であり、自己PRのための資料となります。

職務経歴書を更新する目的は、転職するためだけではないと考えております。

毎年、「今年、自分がどのような実績を残したか?、または残せなかったのか?」を振り返るために行っています。

極端な例ですが、去年の実績を職務経歴書に何も記載できないということは、その1年間、何も成果物がなかったことを意味します。

どうでしょう?皆さんは1年を振り返ったとき、その1年間の仕事を堂々と職務経歴書に記載できるでしょうか?

自分自身が頑張ったつもりでも、実際に文字に起こそうとすると意外と書けないことも実際多いです。なので私は毎年、職務経歴書に記載できる内容であることを意識して、仕事に取り組むよう心がけています。もちろん、何も成し遂げられない年もありますが、それでも創意工夫したことをできるだけ考え、可能な限り更新するようにしています。そうやって、自分が行ってきたことを毎年自分の振り返りと棚卸しすることで、次に何をするべきかが見えてきますので、意外と自分の中では重要なことだと考えています。

2020-2023年はコロナ禍により、仕事の方法も大きな変化を余儀なくされました。私の場合、例えばコロナ禍で施設訪問が制限されたため、リモートで実施できる方法を社内の標準手順書にまとめたり、テレワークでメンバーと直接話す機会が減ったため、週に一度のトークルームを開催するなどの取り組みを実施していきました。これらの取り組みは、今年の職務経歴書に記載できる内容だと考えています。

自分自身の1年間を振り返り、自分が何を達成したのか、成果物は何だったのか、また何がどうできなかったのかを考え、そこから今年はどのようなことに取り組むべきかを考えることなど、お正月休み中はゆっくり考えること時間があるので、時期から考えても意外と最適な時間だと考えています。

皆さんはどうお考えでしょうか?

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