【自分の価値】会社のポジションが自分の価値と勘違いしている人

出張で飛行機をよく利用します。
PCで作業したい時など、たまにANAのプレミアムクラス(もちろん自腹!)を利用します。
席も広くPC作業もしやすいですし食事も提供されるので、
非常に効率的に移動できます。

プレミアムクラスに搭乗すると、CAさんが挨拶にこられたり、
食事の提供などのサービスをしていただけるのですが、
たまにCAさんに対して、ものすごく偉そうに接している
サラリーマンを見かけます。
部下を連れての出張なのか、おそらくどこぞの会社の部長や役員クラスの方なんでしょう。
部下の方は普通席に座り、ご自身はプレミアムクラスに乗られていましたが、態度も非常に横柄で人を見下したような喋り方をされていて、目に入るだけで嫌な気分になりました。
おそらく仕事で飛行機を利用しているわけですから、
その席は会社の出張費で乗っているだけで自腹ではないんですよね。
「偉そうにするならせめて自腹で乗れよ」と思いますが、こういった方は自腹で乗っても偉そうなんでしょうね。

おそらく会社ではそれなりのポジションパワーを得られた方なのでしょう。本当にがむしゃらに頑張って偉くなったのか、年功序列でたまたま偉くなったのか、しっかり胡麻を剃ったのか、それはわかりませんが、俺は偉い、と思われているのでしょう。
このような方も、最初はただの平社員ですから、ちゃんとした挨拶も、お礼もできたはず。それが、会社で力のあるポジションをもらってしまうと、自分が偉くなったと勘違いして態度が大きく変わってしまった、そんな気がします。

ただ、そのポジションはあくまで会社の中だけの話です。
よって会社では、上司としてガンガン威張って仕事を回し、しっかり売上を出されれば良いのですが、この「会社のポジション」を家に持ち込んだり、マンションの自治体に持ち込んだり、子供の学校のイベントなどに持ちこんだりして、住人に対して上からの発言する人などもおり、こういった人は非常に厄介です。

かつて、日本の社会において社会的なステータスというのは、有名大学を卒業して上場企業メーカーに就職し、そのまま昇進して偉くなる、というものでした。
これが他人から認められる、非常にわかりやすい指標だったと思います。
なので会社で役職が上がる、それによって得た自分のポジション=俺は偉い、というものが、自分の生活でも同じような考えとなり、社会にまでそれ求める人が、ある一定の年齢と役職についた人でいまだに多いように思います。

今回のプレミアムクラスにしても家電量販店にしてもカフェにしても、自分が気持ちのいいサービスを受けたいのであれば、スタッフから「この人には気持ちのいいサービスをしたい」と思われるような顧客になるよう、自分自身も心がけないといけない、と私は思います。

私も顧客との色々と話すことがありますが、やはり、あまりに偉そうにされてしまうと、必要なサービスは行いますがそれ以上のことはしたくなくなりますし、できるだけ最低限の接触で済ましたいと感じてしまいます。
逆に顧客と気持ちの良い会話や態度を示されると、サービスする側としてもできるだけ早くお届けしようとか良いサービスを心がけようと思うものです。
もちろん、サービスする側が顧客の態度でサービス内容を変更することはいけませんが、それでも人間同士のコミニュケーションですから
多少の心理的なバイアスは入ってしまいます。

そう考えると、偉そうにしている人のメリットは会社以外ではないように思いますが、ポジションを得てしまうとそれがわからないようになってしまうのかもしれません。

偉そうな人、特に同年代の人を見ると、自分はそうならないようにしようと、反面教師にするようにしています。

みなさんはいかがでしょうか?

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